2015年10月08日

『 入会相談から・・・ 』

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芸術の秋? 
  
趣味の秋?

いや相談の秋?

実は一年中なのですが・・・


夏休みが明けてから、保護者の入会相談がとても増えています。

特に今年は多いような・・・


フリースクールが認知されてきた?

学校以外で育つことを認める大人が増えた?

正確な理由はわかりません!?


フリースクール三重シューレでは13年前のオープン以来、入会には慎重に対応しています。

2時間をかけた保護者の入会相談の後、子どもが望んだ場合に入会見学(2回)ができます。


三重シューレでは、入会に際して大切にしていることがあります。

それは、親の願いで「子どもを入会させる」のではなく、「子ども自身が入会を決める」ことです。

実際に、数か月かけて、じっくり考えて入会するケースは珍しくありません。


入会相談では、保護者の方のお話を聞かせていただいた後で、三重シューレの考えもお伝えして、「子ども自身が入会を決めること」ができるように保護者の方が対応することを提案しています。


学校に行かない(行けない)からといってフリースクールに「行かなければならない」ことになったら大変です。

私が子どもだったらイヤです。

無理に勧める親を信頼することはないでしょう。



無理に入会させられたら、その子どもにとって「フリー」スクールではないでしょう。
フリーは、心の自由であり、行動を自分で決めることができるのがフリースクールです。



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そもそも人間の育ち方・生き方は様々です。

個人の生き方・育ち方、自己決定を無視するような「・・・しなければならない」という言葉は地上から無くなって欲しいとも思っています。


また、大人がよく使う「子どもに・・・をさせる」という言葉にも疑問を持っています。

育ち方は予測できませんし、子どもは大人の『盆栽』ではありません。


「子どもに・・させる」という言葉を使うところはフリースクールではないでしょう。



・・・・・今日はちょっと、調子にのってもう一つ、

大人や教育関係者がよく使う「子どもに自信を持たせる」という言葉にも大きな違和感を持っています。

自信は、気が付けば自分で育んでいるものではないでしょうか。

「持たされた自信は、持つのも早いですが、失うのも早い」ように思います。


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「・・・しなければならない」ことや「持たされた自信」、そして「大人や他者の期待に応える」ことを柱に記憶を積み重ねていったら、それを自分の人生と実感できるのでしょうか。


命は一つ、人生は一回であり、命の使い方を決めるのは自分です。


学校に行かない時間を手に入れたのですから、じっくり考えて、少しずつ決めていく。

未来を見ようとすると気が遠くなるかも知れませんが、たいていの場合、その人にとって決められることは目の前にあることだと思います。

大人が子どもに迫る『進路』という言葉は幻想かも知れません。

目の前のことをじっくり考えて、「少しずつ決めていく」ことがいいのではないでしょうか。

人生は試行錯誤の連続であり、少しずつ決めたことは変更するのも容易です。



「入会相談」では、このような三重シューレの考え方を保護者の方にお伝えしていますので、この相談後に見学に来る子どもは何割か減ります。

無理に連れられて来なくてよかったと思っています。


もし、「入会相談」をした保護者の子どもの全員が三重シューレに見学に来ることになったら、間違った入会相談を私がしてしまったことになります。


家庭、フリースクール、学校・・・子どもは存在が否定されない場所や信頼関係の中で必ず育ちます。

これはフリースクール三重シューレのスタッフの確信です。


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これからも子ども自身が本心から入会を検討できるように、三重シューレでは慎重に対応したいと考えています。



そして、自分で決めた子どもたちに出会えることを心底楽しみにしています。





(いしやま)
posted by 三重シューレ at 13:51| Comment(0) | 日記

2015年06月22日

『 梅雨真っただ中ですが 』


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私はかなり暑がりです。
(それなのに、時々、ココイチのカレーを汗だくで食べています)

それでいて、実は寒いのも苦手です。

たぶん、快適に過ごせる温度の幅が狭いのかも・・・


だからと言う訳ではありませんが、三重シューレ内は冷房・暖房がしっかり効いています。
出来るだけ快適に「居る」ことができる場所がいいな、と思っています。


問題は・・・各人によって快適な温度は異なるので・・・

「あっつい〜 もっと温度下げたい!」

「あの〜 寒いんですけど・・・」

などなど、いろいろな声が上がっています。


まあ、お互いが少しずつ迷惑もかけあいながら一緒に生きるところが「居場所」なのかも知れません。

そして、このような声が上げられるところが「安心できる居場所」なのかもと思っています。



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現在、梅雨の真っただ中ですが、高校年齢のKちゃんが春になる前から少しずつ描いてきた初めての油絵が完成しました!!!

「油絵を描いてみたい」ということで、通常の美術講座とは別に美術の講師の方に教えてもらいながら、時間をかけてじっくり描いてきた絵です。

興味のあることに丁寧に取り組んできた感じ?が伝わってくるようです。
ほんわかしていて三重シューレの雰囲気にも合っているような・・・



さらに、『 きまぐれ! 三重シューレ通信 』もできました。
これは三重シューレ内で発行していて子ども会員に配布されます。


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今回はKくん一人による執筆です!

かな〜りマニアックな内容ですが、こっちの方も「好きなこと」感が満載です!!


このように、時には、子どもたちの好きなことが形になることもあります。

それが自然に生まれてくる居場所は、好きなことを目に見える形にしていない仲間たちにとっても、居心地がいいように感じています。


もちろん子どもたちにとって居心地のいい場所はスタッフにとっても居心地のいい場所です。




(いしやま)
posted by 三重シューレ at 14:18| Comment(0) | 日記

2015年04月17日

『 こんなOB・OGがいます・・・ 』



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先月、何人かの三重シューレの子どもたちが巣立っていきました・・・毎年、春にくる寂しさを実感しています。(卒業パーティーでは、たこ焼き、焼きそば、チャーハンなどを作りました)

彼ら彼女らは、これからもそれぞれの道を模索しながら、試行錯誤して生きていくのでしょう。
そもそも、生きている限りゴールはないので、私も含めてすべての人間は試行錯誤の中に生きていると思います。


しかし、「今という時間も人生の試行錯誤の真っただ中にある」ということを、受け入れている人と受け入れていない人がいるようにも見えます。


そして、スタッフをしていると、いつも思うことがあります。
それは、試行錯誤を経て「子どもは絶対に成長する」ということと「子どもの成長の姿は予測できない」ということです。(子どもは大人の盆栽ではありませんので・・・)


この二つは生物である人間にとっては当たり前のことだとも思いますが・・・・・この疑う余地のないことを確信として向き合う大人のいる環境の中で、全ての子どもたちには育ってほしいです。


三重シューレから巣立つOB・OGの歩み方は、進学、アルバイト、就職、受験勉強など全日制の高校とあまり違いはないように思いますが、大きく違う道が一つあります。

それは、三重シューレでボランティアスタッフをすることです!


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フリースクール三重シューレではOB・OGがボランティアを希望した場合、曜日を決めて(週に一回など)三重シューレで子どもたちと一緒に活動しています。


朝早くからアルバイトをして、終わってから三重シューレでボランティアをしているOBや今までの居場所でボランティアをしながら、じっくり今後のことを模索するOGがいます。三重シューレの雰囲気やスタッフと子どもの関係をよく知っているので大変ありがたいです!!!


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三重シューレには、巣立ってから今年で7年目になるボランティアスタッフの「けいごくん」がいます。
けいごくんは、仕事が空いた時にボランティアに来ています。

三重シューレの入り口近くには、鉄道模型とミニチュアの重機のモデルがあります。
これは、けいごくんの私物で、彼が子ども会員の時から置いてあるものです。鉄道模型のスペースを三重シューレ内に作りたいことをミーティングで提案し合意を得て、そのまま今にいたっています。

けいごくんが卒業してからも現役の会員の子どもが一緒に使う場面があります。鉄道好きの子どもにはたまらないでしょう。


そのけいごくんは「重機」も好きで、ドイツ製のミニチュアのモデルもたくさん持っています。

普段は消防設備士の資格をとって仕事をし、働いているお金をこれらにつぎ込んでいます。

最近、驚いたのは本物の重機の「ユンボ」も買ったことです。
しかも、こだわりの昔のモデルです。

写真ものっけちゃいます!!!


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自宅の庭でユンボに乗っていると、近所の人が「何か工事を始めるのですか?」と誤解されるそうです(笑)

さらに、けいごくんは今、なんと「もう一台、別なユンボが欲しい」と言っています!!!


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とことん楽しそうです!

あ〜 なんと自由なことか!!


けいごくんは、昨年末から今の仕事の延長で「事業主」になったとのことです。
その関係で「これから税金の申告の勉強をしなければ」と言っています。


普通にこだわらないけいごくんは自由に生きています!

楽しそうです!




(いしやま)
posted by 三重シューレ at 13:49| Comment(0) | 日記