2015年06月22日

『 梅雨真っただ中ですが 』


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私はかなり暑がりです。
(それなのに、時々、ココイチのカレーを汗だくで食べています)

それでいて、実は寒いのも苦手です。

たぶん、快適に過ごせる温度の幅が狭いのかも・・・


だからと言う訳ではありませんが、三重シューレ内は冷房・暖房がしっかり効いています。
出来るだけ快適に「居る」ことができる場所がいいな、と思っています。


問題は・・・各人によって快適な温度は異なるので・・・

「あっつい〜 もっと温度下げたい!」

「あの〜 寒いんですけど・・・」

などなど、いろいろな声が上がっています。


まあ、お互いが少しずつ迷惑もかけあいながら一緒に生きるところが「居場所」なのかも知れません。

そして、このような声が上げられるところが「安心できる居場所」なのかもと思っています。



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現在、梅雨の真っただ中ですが、高校年齢のKちゃんが春になる前から少しずつ描いてきた初めての油絵が完成しました!!!

「油絵を描いてみたい」ということで、通常の美術講座とは別に美術の講師の方に教えてもらいながら、時間をかけてじっくり描いてきた絵です。

興味のあることに丁寧に取り組んできた感じ?が伝わってくるようです。
ほんわかしていて三重シューレの雰囲気にも合っているような・・・



さらに、『 きまぐれ! 三重シューレ通信 』もできました。
これは三重シューレ内で発行していて子ども会員に配布されます。


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今回はKくん一人による執筆です!

かな〜りマニアックな内容ですが、こっちの方も「好きなこと」感が満載です!!


このように、時には、子どもたちの好きなことが形になることもあります。

それが自然に生まれてくる居場所は、好きなことを目に見える形にしていない仲間たちにとっても、居心地がいいように感じています。


もちろん子どもたちにとって居心地のいい場所はスタッフにとっても居心地のいい場所です。




(いしやま)
posted by 三重シューレ at 14:18| Comment(0) | 日記

2015年04月17日

『 こんなOB・OGがいます・・・ 』



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先月、何人かの三重シューレの子どもたちが巣立っていきました・・・毎年、春にくる寂しさを実感しています。(卒業パーティーでは、たこ焼き、焼きそば、チャーハンなどを作りました)

彼ら彼女らは、これからもそれぞれの道を模索しながら、試行錯誤して生きていくのでしょう。
そもそも、生きている限りゴールはないので、私も含めてすべての人間は試行錯誤の中に生きていると思います。


しかし、「今という時間も人生の試行錯誤の真っただ中にある」ということを、受け入れている人と受け入れていない人がいるようにも見えます。


そして、スタッフをしていると、いつも思うことがあります。
それは、試行錯誤を経て「子どもは絶対に成長する」ということと「子どもの成長の姿は予測できない」ということです。(子どもは大人の盆栽ではありませんので・・・)


この二つは生物である人間にとっては当たり前のことだとも思いますが・・・・・この疑う余地のないことを確信として向き合う大人のいる環境の中で、全ての子どもたちには育ってほしいです。


三重シューレから巣立つOB・OGの歩み方は、進学、アルバイト、就職、受験勉強など全日制の高校とあまり違いはないように思いますが、大きく違う道が一つあります。

それは、三重シューレでボランティアスタッフをすることです!


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フリースクール三重シューレではOB・OGがボランティアを希望した場合、曜日を決めて(週に一回など)三重シューレで子どもたちと一緒に活動しています。


朝早くからアルバイトをして、終わってから三重シューレでボランティアをしているOBや今までの居場所でボランティアをしながら、じっくり今後のことを模索するOGがいます。三重シューレの雰囲気やスタッフと子どもの関係をよく知っているので大変ありがたいです!!!


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三重シューレには、巣立ってから今年で7年目になるボランティアスタッフの「けいごくん」がいます。
けいごくんは、仕事が空いた時にボランティアに来ています。

三重シューレの入り口近くには、鉄道模型とミニチュアの重機のモデルがあります。
これは、けいごくんの私物で、彼が子ども会員の時から置いてあるものです。鉄道模型のスペースを三重シューレ内に作りたいことをミーティングで提案し合意を得て、そのまま今にいたっています。

けいごくんが卒業してからも現役の会員の子どもが一緒に使う場面があります。鉄道好きの子どもにはたまらないでしょう。


そのけいごくんは「重機」も好きで、ドイツ製のミニチュアのモデルもたくさん持っています。

普段は消防設備士の資格をとって仕事をし、働いているお金をこれらにつぎ込んでいます。

最近、驚いたのは本物の重機の「ユンボ」も買ったことです。
しかも、こだわりの昔のモデルです。

写真ものっけちゃいます!!!


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自宅の庭でユンボに乗っていると、近所の人が「何か工事を始めるのですか?」と誤解されるそうです(笑)

さらに、けいごくんは今、なんと「もう一台、別なユンボが欲しい」と言っています!!!


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とことん楽しそうです!

あ〜 なんと自由なことか!!


けいごくんは、昨年末から今の仕事の延長で「事業主」になったとのことです。
その関係で「これから税金の申告の勉強をしなければ」と言っています。


普通にこだわらないけいごくんは自由に生きています!

楽しそうです!




(いしやま)
posted by 三重シューレ at 13:49| Comment(0) | 日記

2015年01月15日

『 第7回 日本フリースクール大会 』



あけましておめでとうございます!(完全にお正月の気分は抜けましたが)

今年も参加してきました「日本フリースクール大会」・・・通称は「JDEC」です。
Japan Democratic Education Conference の略です。


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今年で7回目になりますが、フリースクール関係者、子ども・若者、保護者、教育関係者などが参加しています。

今回の特徴は、「国がフリースクール支援を検討しよう」という動きの中で、パネルディスカッションに現文部科学省フリースクール担当官の亀田徹さんも出席され、そこにはNHKの取材も入っていました。

にわかには信じがたいことでしたが、国は「フリースクール支援」に本腰を入れて検討していくとのことです。


国による支援が不登校の一部の子どものためのものでなく、全ての子どもの最善の利益につながることを願っています。

もう一つ、不登校に関係なくフリースクールを選択できる社会になることも!
そもそも、デモクラティック エデュケーション なのですから。


さて、今年の大会では、分科会「子ども中心の学び」のシンポジストとして私も参加してきました。(昨年も全体会、分科会でフリースクール三重シューレの活動を紹介させていただきました)

そして今回、全体会の「子ども・若者シンポジウム」にOBの「岡さとし」くんが参加しました。(参加ありがとうございます!)

この全体会は『フリースクールで育つとは 〜当事者の今、これからに学ぶ』というテーマで、2人のフリースクールOBと2人のフリースクール現役会員が自分の体験・考えを話されました。

いつもながら、当事者の言葉には説得力があります!

本当に心に響きます!!


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三重県の三重シューレで6年ともに過ごしてきた岡さとしくんと、東京で再会し、東京で行われるフリースクール大会の場で、お話を聞かせていただくことになるとは当時は全く想像できなかったことです。


人生は予測がつきません。予測して先回りしたがる大人が多いですが・・・


さとしくんは、三重シューレに中学一年から入会し、ゲーム、レース観戦、フライトシュミレーションゲーム、写真など興味を持ったことを次から次へとやる中で、中3の時にギターに出会います。
それから毎日、三重シューレでかなり長い時間、朝から帰りまでギターを弾いていました。

高校年齢になると、三重シューレに通いながら、連携している通信制代々木高校の学習を三重シューレで始めます。三重シューレで高校卒業資格を取得後は、東京のギターの専門学校に進学しました。

そして、20歳の時にGuitarMagazine Championship Vol6及びGIT Masters2012にてダブルグランプリを獲得します。


このシンポジウムでさとしくんは、「フリースクールではやらされていることがない」「・・・子どもを否定しない」と語っていたように、きっと自分の納得する時間を積み重ねてきたのだと感じました。

さらに、さとしくんは「これからやりたいことは今までの延長で、ソロのギタリストとして、世界に活動を広げていきたい」と話していました。


さとしくんがあの時、「否定されずに、次から次へと興味のあることに取り組んできたこと」がギターとの出会いにつながったようにも思いました。

もしかしたら「否定されずに次から次へと興味のあることに取り組める環境(邪魔されない人間関係)」があれば、ギターと出会うことは必然であり時間の問題だったのかも知れません。


ちなみに私は分科会で、これからも「子どもを信頼し、子どもの人生を邪魔しないこと」を大切にしていきたいと話をさせていただきました。



(いしやま)



posted by 三重シューレ at 15:40| Comment(0) | フリースクール 不登校 ギター